“親睦と奉仕でロータリーのマジックを!”
2024-25年度国際ロータリー会長は、米国ペンシルバニア州McMurrayロータリークラブ所属のステファニー A. アーチックさんです。2022-23年度会長ジェニファー E. ジョーンズさんに次いで2人目の女性RI会長となります。アーチック会長は、2024-25年度のテーマとして「ロータリーのマジック」を掲げました。「プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、マジックを生み出すのです」と彼女は話しています。社会から見たマジッ クとは、我々ロータリーが社会に与える成果に他なりません。
2025-26年度から国際ロータリー会長テーマを廃止することが決定されており、これが長い歴史の中で最後のRI会長テーマになるかもしれません。「ロータリーのマジック」という言葉をクラブ運営においても尊重したいと考えています。国際ロータリーがRI会長テーマを廃止するのは、単年度を基準とした活動から、継続的な活動に方針を変更するためです。先進諸国での会員減少という危機(いわゆるロータリーの第₅の危機)への対応の一つとして、継続性に重点を置くことが目的です。
早川敬介ガバナーは、2024-25年度地区の方針として以下のように述べています。
「世界でよいことをしよう! DOING GOOD IN THE WORLD!」と
「地域でよいことをしよう! DOING GOOD IN OUR DISTRICT!」を掲げて活動し、
「ロータリーを楽しもう! ENJOY ROTARY LIFE!」を実践しよう
2024-25年度郡山南ロータリークラブの重点項目として“親睦”と“奉仕”を掲げます。これはロータリーのマジックの原動力であり、地区方針とも合致するものです。世のため人のために良いことをする、即ち奉仕があってこそのロータリーです。そして奉仕の原動力になるのが親睦です。奉仕によってさらに親睦が深まります。
120年の長い歴史の中で、ロータリーは“親睦”と“奉仕”を軸に成長してきました。ロータリーの中核的価値観は、親睦、高潔性、多様性、奉仕、リーダーシップであり、私たちロータリアン一人一人の価値観の中でも“親睦”と“奉仕”は不可欠な要素です。
良い活動をしていくためには、クラブが元気でなくてはなりません。そのためには、郡山南ロータリークラブの会員であることに誇りを持ち、皆が満足できるクラブ文化が必要です。
多くの会員がクラブに求めるものは、明るく活気に満ちた組織風土、親睦と友情を育む機会、充実したロータリーライフを享受できる、といったことです。会員の満足度が高まればクラブも活性化します。クラブを活性化し、親睦を深め、皆が参加意識を持つためにはDEI(多様性、公平性、インクルージョン)の理念を浸透させることが重要です。一人一人がDEIへのコミットメントを理解し、寛容の精神によって、誰もが疎外感を持たない文化を作っていきましょう。
国際ロータリーは時代に応じて変化してきました。我がクラブも不易流行を重んじ、良いことは踏襲し、変えるべきところは変えていかなければなりません。委員会が効果的に機能するよう組織構造を見直しました。また、厳しくなってきた財務に対して会費を上げずに対応するため、いくつかの費用削減を図ります。従来との違いにご不満を感じる方もいるかと思いますが、どうぞご理解くださるようお願い申し上げます。
各委員会において具体的な活動をしっかりと計画していることと思います。全会員が各々の活動を理解し、多くの会員が参加することを期待します。対外的な行事として、京都北ロータリークラブとの友好関係の構築、カルガリー国際大会への参加とカーリー家族との再会を計画しています。また、2025年4月に開幕する2025大阪・関西万博(EXPO2025)への有志での参加なども企画します。
会員が充実したロータリーライフを享受し、ロータリアンであることの喜びを実感できるような一年となり、それが次年度、次々年度と続く文化を醸成できるよう、精一杯頑張ります。
理事・役員・会員の皆様のご指導、ご協力、何卒よろしくお願い申し上げます。